編みもの手帖

編み物を中心にハンドメイドについてのんびり綴ります。

正しいかぎ針と糸の持ち方はどっち? 〜大事な基本の話

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初心者あるある。かぎ針と糸を前に手も足も出ない図

今回はかぎ針と糸の持ち方を確認します。これは見落としがちですが、とても大事なことです。

編み物は初めて、という人にまず聞かれるのが「編み針と糸はどうやって持てばいいの?」ということなんですね。

正しい持ち方をマスターすることで、編みやすさも増し、長時間編んでも疲れにくくなると思います。

初心者のみならず、編み物歴の長い人も一度針と糸の持ち方を確かめてみてはいかがでしょうか?

糸とかぎ針の持ち方を今回はそれぞれ2種類づつ紹介します。ご自分に合った方で編んでみてください。

《目次》

  1. 糸の持ち方
  2. かぎ針の持ち方
  3. まとめ

よく使われている糸の持ち方は2種類あります。指の1か所で挟む方法と2か所で挟む方法です。

まずは1か所で挟む方法から説明します。

指の1か所で挟む方法では、左手の薬指と小指の間に糸を挟みます。左利きの人は右手で挟みます。(以降、右利きの場合で解説していきますので、左利きの人は左右逆に考えてください)

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〈手順〉

1.左の手のひらを内側(体の側)に向けます
2.右手に糸端を持ち、左手の手のひら側から薬指と小指の間に挟んで、手の甲の方に持っていきます(写真a)
3.人差し指の上から手のひら側に糸端を掛けます(写真b)

この方法は、1箇所で軽く糸を押さえているので、スムーズに糸が引き出されるのが特長です。

次に2か所で挟む方法です。こちらは、左手の薬指と小指、人差し指と中指の間に糸を挟みます。

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〈手順〉

1.左の手のひらを内側(体の側)に向けます
2.右手に糸端を持ち、左手の手の甲側から薬指と小指の間に挟んで、手のひら方に持ってきます(写真a)
3.人差し指と中指の間から手の甲側に糸を持っていきます(写真b)
4.人差し指の上から手のひら側に糸端を掛けます(写真c)

この方法は、2箇所で糸を押さえているので、糸の抵抗が強まります。 つまり、持ち方の違いにより、糸の張り具合が変わってくるんです。

1か所で挟む方法は糸がよりゆるく、2か所で挟む方法は糸がよりきつくなります。

私の経験上、初心者は糸がきつくなる傾向があるようです。ですので、まずは1か所で糸を挟む方法を試すのがおすすめです。

普段2か所挟んで編んでいて糸がきつくなりがち、という人も同様です。

逆に普段1か所で挟む方法で編んでいて糸が緩むという人は2か所で挟む方法を試してみてください。

1か所で挟む方法で編んでいるのにきつくなってしまう場合は、かぎ針を太めのものに変えてみましょう。

かぎ針が太ければ編み目はゆるく、細ければきつくなります。

かぎ針の持ち方もよく使われている方法は2種類です。ペンを持つようにする方法(写真上)と洋食のナイフを持つようにする方法(写真下)です。

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どちらも、親指と人差し指でかぎ針をつまみ、他の3本の指を添えるようにします。

針を持つ位置は先端から「4センチくらいのところ」と書いてある本が多いですが、測る必要はないでしょう。

たいていの針は持つ場所が平らになっていたり、滑り止めの素材が貼ってあったりするからです。

2つの持ち方のどちらが良いのかといえば、自分が編みやすい方がいいというのが私の答えです。

書店に並ぶ本や雑誌を見ると、解説写真はほとんどペン型。ワークショップなどに参加しても、ほとんどの人がペン型で編んでいますね。こちらの方が一般的と言えるでしょう。

一方、ナイフ型の持ち方はきつめにキッチリ編みたいときに向いていると言われています。編み地が分厚かったり重かったりするときも、こちらがおすすめです。

私は、就学前はナイフ型で編んでいましたが、本を見て色々と編むようになってからは、ほんと同じペン型になりました。本の影響でしょう。

でも、ズパゲッティを編む時は、先生の教えに従ってナイフ型を採用しています。

www.amimonotecho.net

今回、糸の持ち方とかぎ針の編み方をそれぞれ2つずつ紹介しました。

どちらがいいのか、という結論は「自分が編みやすい方」だと思います。

初心者の方は、慣れるまで「編みやすい」という感覚がわからないかもしれませんね。それでしたら、慣れるまでは糸は1箇所で挟む方法、針はペンのように持つ方法をお勧めします。

これからたくさん編んで、自分に合った編み方を見つけてくださいね。