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かぎ針編みの基本 <1>鎖編み(くさりあみ)

鎖編みはかぎ針編みのいちばん基本の編み方と言えます。

細編みや長編みなど、他の編み目を編む際の土台(これを作り目と言います)はほとんど鎖編みだからです。

また、段のはじめの「立ち上がりの目」も鎖編みをします。

かぎ針編みには欠かせない編み方なんですね。では、編み方を写真で解説します。

≪目次≫

  1. 作り目
  2. 最初の目(1目め)
  3. 2目め以降
  4. 編み終わり
  5. 鎖編みの表と裏
  6. おまけ:鎖編みで作りました

まず、鎖編みの最初の目となる輪を作ります。

糸の手前にかぎ針を当てて針先を向こう側から下に半円を描くようにして、糸を掛けます。f:id:hori3:20161217170159j:plain

手前から上にもう半円描くように針先を動かし、輪を作ります。 f:id:hori3:20161217170158j:plain

下側の糸が手前に交差しています。交差している部分を親指と中指で摘みます。f:id:hori3:20161217170930j:plain

針先を糸の手前から向こう側に回して糸を掛け、引き上げます。 f:id:hori3:20161217170929j:plain

針先のかぎに糸を引っ掛けて下に滑らせ、輪から引き出します。 f:id:hori3:20161217170927j:plain

輪から糸を引き出したら、針先を上げて...... f:id:hori3:20161217170648j:plain

針は上へ、左手の親指と中指でつまんだ糸端は下へ引っ張り合い、結び目を引き締めたら作り目の完成です。

f:id:hori3:20161217170646j:plain

かぎ針に慣れていなければ、針を使わず指で作る方法もあります。

糸端の方を上に交差させて輪を作ります (a)。糸玉側の糸を輪の上に渡して (b)...... f:id:hori3:20161217170643j:plain

渡した糸の真ん中を輪の向こう側から摘んで向こう側に引き出します。f:id:hori3:20161217170641j:plain f:id:hori3:20161217180111j:plain

引き出した輪と糸端を引っ張り合って結び目を引き締めたら、作り目は完成です。 f:id:hori3:20161217180413j:plain

これで準備ができましたので、鎖編みの最初の目を編んでいきます。

作り目にかぎ針を通し、輪の大きさを整えます。目安はかぎ針の先端がすんなりと通るくらいの大きさです。きつくても緩すぎてもいけません。

そうしたら、糸の手前から針を当て、 向こう側にくるりと回して糸をかけます。 f:id:hori3:20161217170644j:plain

針のかぎに糸を引っ掛けて、輪の下へ引き出します。 f:id:hori3:20161217171153j:plain

輪をくぐらせる時、針のかぎは下向きになるようにします (★)。上を向いていると糸にねじりが加わり、編み目がよじれてしまうからです。

糸にかかったループを引き上げ、1目めができました。 f:id:hori3:20161217171152j:plain

この時、1目めと針にかかったループの大きさを揃えると、続く編み目の大きさが揃います。 f:id:hori3:20161217171150j:plain

1目めと同様に編み進めます。編み目が増えてきたら、左の親指と中指で編み地を摘む位置を上にずらして持ち替えます (★)。 f:id:hori3:20161217171149j:plainここでは続けて合計10目編みます。

10目編めたら、さらに1目余計に編みかぎ針を糸から外し、多めに糸を引き出します。 f:id:hori3:20161217171148j:plain

引き出した糸を切り、糸玉につながっている方は元の方向に引き、編み目から外します。 もう一方は先に向かって引き締めます。 f:id:hori3:20161217174456j:plain

これで鎖編み10目の完成です。 f:id:hori3:20161217182352j:plain

鎖編みには表と裏があります。表側の見た目は三つ編みに似ています。この片側を「半目」と言います。

裏側は真ん中に糸が1本盛り上がったようになっています。これを「裏山」と言います。 f:id:hori3:20161217174454j:plain

「半目」と「裏山」は細編みや長編みなど他の編み方の「作り目」にするときに糸を通すのに使います。

「半目を拾う」「裏山を拾う」「半目と裏山を拾う」などと指定されることがあるので、覚えておきましょう。

鎖編みは基礎の編み方、と書きましたがそれ自体も作品になります。 こちらは鎖編みを数本束ねて捻るだけのブレスレット。 f:id:hori3:20161217145747j:plain私が初めて編み物をしたときに作った「作品」 (笑) を再現してみました。

これでも6歳児には満足感十分で、親に見せびらかした記憶があります。

こちらはちょっと大人バージョンで、鎖編みにビーズを編み込んだもの。 f:id:hori3:20161217153019j:plain 似たようなのがセレクトショップに売っている、なんて言ったらブーイングかな?

いや、高級素材で作れば売り物になるでしょう。絹糸にスワロフスキーエレメンツを合わせたら立派なアクセサリーです。

他の編み地の土台から作品にまで使える鎖編み。やはりかぎ針編みの基本ですね。