編みもの手帖

編み物を中心にハンドメイドについてのんびり綴ります。

リボンXLとA.KNITでリュックを編みました

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概寸は〈高さ〉30cm22cmまち 10cm

こんにちは。今日ご紹介するのはリボンXLとA.KNITで編んだリュックです。

数ヶ月前に友だちのお子さん用にと依頼されていたのですが、「いつでもいいよ」という言葉に甘えてズルズルと。すっかり遅くなってしまいました

今回は子ども用なのでなるべく軽く仕上げたい、とリボンXLとA.KNITで編むことにしました。

《目次》

  1. Made in Koreaの軽い糸「A.KNIT」
  2. こんな手順で編みました
  3. 一番悩んだのは肩紐の長さ調節
  4. 中袋はポケット付き
  5. 最後に感想を...

子ども用に軽い糸を、ということでまず思いついたのはズパゲッティの姉妹品リボンXL。以前、この糸を使ってティッシュボックスケースを編んだことがあります。

www.amimonotecho.net

ただ、私個人の好みとしてリボンヤーンの平面的なところが少し苦手だったりします。

それで色々とネット検索したところ、良さそうな糸を発見。それが「A.KNIT」でした。

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こちらはアップサイクル素材のズパゲッティなどと違い、編みやすさを考えて糸の生地から生産しています。

特長は軽さと綺麗な色。ただ、日本では取扱店が少ないのが難点ですね。今年に入って、日本に窓口ができたようですが、instagramで販売予告をしてDMで受注するスタイルをとっています。(2017年4月12日現在)

私は日本のネットショップArs Select Shopさんで購入しました。
(現在は取り扱っていないとのこと)

実際の編み心地は、ひとことで言うと「編みやすい」です。素材から作っているというだけのことはありますね。

軽さを出すためか生地自体が薄めで幅も狭い。そのため糸はズパゲッティと比べてやや細いです。私は7mmのかぎ針で編んでちょうどよかったです。

私がズパゲッティにちょっとハマっている、と話した時に「これでリュックを編んだら超かわいいよね」と言われたのをきっかけに、友だちに編んであげことになりました。

使いたいという3色を指定をしてもらってから私がラフスケッチをして...

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私が描いたラフスケッチです。

あとは絵の通りに(1)底 (2)本体 (3)ふた (4)口紐 (5)肩紐 と編んで、肩紐の長さ調節のためのナスカンと中袋を付けるという手順で作りました。

各所のポイントはこんな感じです。

(1)底:11目作り目をして、中長編みで楕円形に3段編みます。幅のいちばん長いところが22cm、まちは10cmになりました。外周はおよそ48cmです。

(2)本体:底から糸を切らずに細編みで増減せずに編みます。格段の始めに鎖編み1目で立ち上げています。

底と同色(チャコール)で7段、ライトイエローに糸を変えて18段を輪に編んでいきます。

19段目で口紐を通す穴を左右4箇所ずつ、合計8箇所作ります。穴をあける箇所は細編みを1目とばして鎖編みをします。

20段目は全て細編みで編みます。前段の鎖編みは1目丸ごとをすくって(束にすくって)編みます。この部分が糸通しの穴になります。本体はこれで完成。

(3)ふた:エメラルドグリーンの糸で、本体の最終段から15目拾って細編みで往復編みをします。

10段(5往復)増減なしで編んだら、最終段の16段目で中心部に向かってカーブをつけます。

引き抜き編みを1目、細編みを4目、中長編み・長編み・長々編み・長編み・中長編みを1目ずつ(計5目)、細編みを4目、引き抜き編みを1目。これで中心に向かってカーブができます。

マグネットホックをつけて蓋を止める仕様にしました。

(4)口紐:口紐は4つ編みで編んで、両端にタッセルをつけます。

注意点は紐を本体の穴に通してからタッセルを付けること。タッセルがついてからでは穴に通りませんから。長さはタッセルも含めておよそ1mです。

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(5)肩紐:foundation single crochetという編み方にしています。日本語訳がわからないのですが、foundationは意訳すると作り目のことでしょうか。あるいは、1段目か...。single crochetは細編み。

通常、まず必要な目数の作り目を鎖編みしてから細編みを編みますが、foundation single crochetでは作り目1目→細編み1目→作り目1目→細編み1目、と交互に編み進めていきます。

今回、この編み方を選んだ理由は、糸が残り少なくなっていたから。

普通に作り目をしてから細編みをした場合、作り目の上全部に細編みを編み切る前に糸が足りなくなる恐れがあったんですね。

foundation single crochetなら糸がなくなるまで編み切ることもできますし、必要な長さまで編めたところで終わりにすることもできます。

今回は60cmくらいの長さを2本編み、本体に結びつけています。子ども用としては長すぎかと思いますが、市販品に倣って。後で短くすることも可能ですしね。

大人のためのリュックなら、肩紐の長さは調節できなくてもよかったかもしれませんが、これは子ども向け。成長に合わせて紐の長さも変えられる必要があります。

はじめはDカンを2個使う、ループに結びつける、など考えたのですが、どれも厚みが出てゴロゴロしそうだなぁ、と。

ふとズパゲッティのショルダーバッグで肩紐の先にナスカンをつけて本体に引っ掛けているパターンが思い浮かびました。皆さん、よく作っていますよね

それで、今回は本体の下の方にナスカンをつけて紐に引っ掛ける方法を思いつきました。

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これならナスカンを引っ掛ける位置で紐の長さが調節できます。

手編みのバッグは伸びやすいので、伸び防止に中袋を付けました。それからポケットも。

リュックって深さがあって縦長の袋状になっているので、底の方に入れたものが取りにくいですよね。

それで、ハンカチとポケットティッシュが入る大きさのポケットをつけました。

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リュックを編んだのは今回が初めて。しかも編み図がなかったので試行錯誤しましたが、なかなか楽しかったです。

それと、今回のリュックの配色は友だちが考えたもの。自分では思いつかない配色になり、これが新鮮でした。

誰かとコラボする編み物、機会があればまた挑戦したいなぁと思います。